つぼやと壺屋

お店のこと

ようこそ、「琉球小料理つぼや」へ!

当店の名前には、開業するにあたっての思いが込められています。
地元の大切な名前を付けた「琉球小料理つぼや」では、沖縄の美しい食文化を心を込めてお届けしたいと考えています。

私たちは「ヌチグスイ(命薬)」という言葉を大切にしています。

食べることはただの空腹を満たすだけでなく、生きるための大切な営みです。
子どもの頃、好き嫌いが多かった私に祖母は「これが一番身体に良いから残さず食べなさい」と言って、食べ物の大切さを教えてくれました。
そして、母は料理を通して家族の健康を守ってくれました。

沖縄では豚肉がとてもポピュラーで、「鳴き声と爪以外は全て食べる」と言われるほど、余すところなく使われます。
私たちもその精神を受け継ぎ、島野菜を無駄なく使いながら、フードロスを減らすよう心がけています。

祖母や母から教わった家庭料理や沖縄郷土料理、琉球伝統料理を、「地味だけど滋味」をテーマに、素朴で温かみのある壺屋焼(やちむん)と、温暖な気候で育った島野菜を中心に、心を込めてご提供しています。

壺屋の歴史も感じてください

壺屋の陶器産業は、1682年に始まり、現在の那覇市壺屋に統合されました。
340年以上の歴史を持つ壺屋では、地元の陶工たちが伝統を守り続けています。
街の風景は変わっても、壺屋の陶工たちは四代目、五代目として、地元でその伝統を受け継いでいます。

私たちの料理は、その壺屋焼の器でお楽しみいただけます。
この美しい器でお料理を提供できることは、私たちにとっても大きな喜びです。
ぜひ、温かいご家庭のような雰囲気で、心ゆくまでお楽しみください。
ご来店を心よりお待ちしております。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

琉球小料理つぼや COCO

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